ヒートショック!?

2019年10月10日

ヒートショックって言葉知ってますか?

高齢化の進む中で日常の生活環境で重要視されている問題です。

※ヒートショックとは?

気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。2006年のデータですが、交通事故による死亡者が約7,000人であったのに対し、ヒートショックでは倍の14,000人が亡くなっています。

ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る時などに起こります。リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。その後、浴槽に入ると、急に体が温まるため、血圧が下降します。特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。

そんなヒートショック対策商品をいくつかあげてみました。是非参考にしてみてください。

ヒートショックを予防するにはまずは各部屋の温度差を無くすのが一番のポイントとなります。特に問題となるのが暖かい部屋と浴槽内の間になる”脱衣所”と”浴室”です。

的をこの二つに絞って対策商品を揚げてみます。

Ⅰ.脱衣所での対策商品

①ファンヒーター、ファンコンベクター、ハロゲンヒーター(各種メーカー)

 一般的な対策はガス・電気・灯油・熱湯でのファンヒーターが一般的です。

②洗面化粧台ルームヒーター(タカラスタンダード)

 洗面化粧台のウォールキャビネットと一体化したルームヒーターです。洗面化粧台の上部キャビネット部にヒーターが付いており温風を出して脱衣所を暖めたり、ドライヤー替わりとして使ったり、また夏は涼風を出すことも出来ます。

③HOTウォール(クリナップ)

 壁付け型のヒーターで輻射熱で洗面室全体をまんべんなく暖める暖房器具です。輻射熱を使用するため無風(ほこりを出さない)・無臭(燃焼させないカビもわかない)・無音(作動音無し)となります。タオル掛けも付いており、使ったタオルを熱により乾燥させる効果もあります。なにより空いた壁さえあれば配線次第では設置も簡単です。

④ココタス(ダイキン)

 スポット型のエアコンで脱衣所などの狭い所や廊下、台所の料理で暑い場所などスポットにしぼった業界最小サイズの小空間マルチエアコンです。

Ⅱ.浴室での対策商品

①浴室乾燥暖房機(RINNAI・パロマ・パナソニックなど)

 各種メーカーさんの出している浴室乾燥暖房機が一般的ですね。最近では脱衣所までまとめて暖房・乾燥させる容量の高い機器も出てますね。

②常夏シャワー(クリナップ)

 お風呂に入る前に事前に浴室にお湯を散布して直接の熱と蒸気で暖めるクリナップさんの浴室機能です。まるで常夏を感じさせるような空間となります。クリナップのユニットバスを考えているお客様は是非!?

③浴室の保温効果の高いユニットバス(各種メーカー)

 浴室の保温効果の高いユニットバスを設置することでお風呂にお湯を給湯する際の蒸気で部屋もある程度は暖まります。また浴室暖房した後の浴室の冷え方や浴槽のお湯の冷め方にも大きく影響が出ます・

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